トップ > 院長のひとりごと > <現在の花粉症とコロナ感染>

<現在の花粉症とコロナ感染>

今年は例年よりも早くスギ花粉が飛散したようで、鼻汁や目の痒みを訴えて受診される患者さんの出足が早かったように思えます

花粉量も多いようで、内服薬だけでは抑えきれない方も多数います

今週あたりがピークでしょうか

早く飛び始めたので、早く終わってくれるといいですね

鼻汁、鼻閉を訴えて来院された患者さんの中に、咽頭痛や強い倦怠感、熱は無いのに悪寒を訴える方がいて、その中にコロナ陽性の方が数名いました

3月になってから、特に先週あたりからコロナ陽性の方が増えている印象です

症状だけではなかなか判断はむつかしいので、皆さん車の中での診察にご協力頂いており、疑われる方には検査をさせて頂きます

しかし、一時たくさんいたコロナ感染後の咳を訴えて受診される方は減ってきているように感じます

このまま症状が軽くなり、後遺症も減って、普通の上気道炎と同じように変異していって欲しいものです

ただ、現状ではまだまだ重症化して亡くなる方や、倦怠感、咳、息苦しさなどの後遺症の訴えの方がいるのも事実です

どのような方が重症化、もしくは入院が必要になっているのか、後遺症を訴えているのか最近の患者さんについての研究を発表してほしいです

弱者に対する思いやりを持っているのが日本人のいいところだと思うので、これからも少しでいいので感染拡大させない努力を続けましょう