トップ > 院長のひとりごと > 松本市が感染警戒レベル5になりました

松本市が感染警戒レベル5になりました

先日松本市で新型コロナウィルス感染症に対する感染警戒レベルが5(松本圏域では4)に引き上げられました。

長野県では感染警戒レベルを1から6まで決めています。圏域の感染警戒レベルは、人口10万人当たりの直近1週間の新規陽性者数を主な引き上げ基準としていて、レベル4は人口10万人当たり10人以上、レベル5は20人以上と決めています。(それ以外に医療提供体制への影響なども考慮されています)

松本圏域では1月10日までの1週間で人口10万人当たりの新規陽性者数は27.77と発表されています。レベル的には5と思われますが、4との発表です(松本市はレベル5です)。

では、レベルが上がったらどのようなことが変わるのでしょうか。新聞や報道などを見ていても具体的にどうなっているのかよくわかりませんね。

長野県のホームページを見ると、本年1月8日付けの感染症対策室からの文書では、レベル5の特別警報Ⅱに応じた対応策としては、外出自粛、飲食店などに対する営業時間の短縮、ガイドラインを遵守していない施設に対する使用停止(休業)などの要請と記載されています。実際に松本市内でこのような要請がされたとの話は聞きません。

レベルがいくつになったという発表だけではなく、もっとわかりやすい説明と、具体的にどのような対策をして、どのような行動をするように等、県民皆さんに届くようして欲しいですね。

松本市内でも医療、福祉関係で利用者、従業員が多数感染しています。働く人がいなくなると機能不全に陥りますので、絶対数を減らす努力をもう少し継続していきましょう。