トップ > 院長のひとりごと > <今年の花粉症>

<今年の花粉症>

今年松本市では2月7日に初めてスギ花粉が測定されました。その後観測できませんでしたが、2月27日よりスギ花粉の飛散がはじまり、花粉症の時期に入りました。その後週末の暖かい日を中心に飛散量の多い日が見られています。

当院にも2月末ころから鼻水、くしゃみ、目のかゆみなどの症状を訴えて受診される患者さんがみられるようになり、1週間ほど前から増えてきています。

花粉症予防の三原則は、花粉を「入れない、「つけない」、「持ち込まない」だそうですが、今の時期にそれは難しい注文だと思います。

私もとりあえずマスクをして外出しますが、花粉飛散の多い日は症状を抑えられません。私は花粉に対して比較的鈍感なようで、毎年3月末ころにならないと症状が出ません。その後4月中旬ころまでの間だけ抗ヒスタミン薬という薬を飲みます。今年はあまり症状が出ませんでしたが、数日前からとうとう飲み始めました。今日は天気が悪かったので、症状はほとんどありませんでした。

抗ヒスタミン薬については2016年2月12日付け、今年3月5日付けのひとりごとで書かせていただきましたが、自分に合う薬が見つかると、ある程度快適に過ごすことが出来ます。いろいろな薬を試してみるといいと思います。花粉量が多い時には点鼻薬、点眼薬も併用することが有ります。

しばらくはつらい時期が続きますが、なるべく快適に過ごせるよう頑張りましょう。