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<世界禁煙デー2020>

毎年5月31日は世界禁煙デー(World No Tobacco Day)とWHO(世界保健機構)とその協力組織が名付けています。日本でもそのあと1週間を禁煙週間と定め、「受動喫煙の無い社会を目指して~タバコの煙から子供たちを守ろう~」をテーマに活動をする予定でした。

今年は集会や講演会などは軒並み中止になっていますし、WHOも忙しく、それどころでは無さそうです。

今年は東京オリンピックが開かれる予定でした。それに合わせて2020年4月から健康増進法の改正により、公共施設や従業員がいる飲食店など、多数のものが利用する施設で望まない受動喫煙を防止するための取り組みが変わりました。

今日、喫煙は「個人の嗜好の問題」と片付けることが出来ない時代になりました。2018年に健康増進法の一部を改正する法律が成立し、2019年7月から学校・病院・児童福祉施設、行政機関では原則敷地内禁煙となりました。精神科の病棟などではたいへん苦労したようです。2020年4月からはそれ以外の施設でも原則屋内禁煙となりました。

近年一般企業でも受動喫煙に対する意識が高まり、禁煙・分煙に取り組んでいる企業が多くなっています。

今年は新型コロナウィルス感染症による肺炎で多くの方が命を落としています。その増悪因子の一つとして喫煙があげられます。中国の研究グループの発表では新型コロナウィルス感染症で、重症化し肺炎が起こるリスクは14倍高いと言われています。また、5月11日WHOが新型コロナウィルス感染症の重症化データを分析した結果、喫煙者では重症化しやすいという声明を出しました。

これを機会に頑張って禁煙してみてはいかがでしょうか。