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<夏の食中毒>

食中毒は1年中発生しています。

特に夏は細菌性食中毒が起こりやすい季節です。梅雨の頃から8月にかけて増えます。今年は梅雨明けが早く、また、猛暑が続いていますので、どうなるのでしょうか。

夏の食中毒の原因菌としては、生の肉や魚などに多い腸管出血性大腸菌、カンピロバクター、サルモネラ属、腸炎ビブリオ、黄色ブドウ球菌が有名ですが、最近気をつけなければいけない菌としてカレーやシチュー、煮込み料理などでおこるウェルシュ菌があげられます。

食中毒の予防としては、

1.原因となる菌をつけないよう調理の前、肉、魚、卵を触った後、トイレの跡など必ず手洗いをする。

2.新鮮な食材を選び、購入する。魚などは水でよく洗う。

3.原因となる菌を増やさないよう、食材は購入後できるだけ早く冷蔵庫に入れ、低温で保存する。購入後はなるべく早く食べる。

4.細菌の多くは加熱すると死滅するので、肉や魚は十分加熱しましょう。特に、中心部の温度を上げることが大切です。カレーやシチューなどは室温での放置は大変危険です。再加熱も充分におこないましょう。

万が一下痢や嘔吐などの症状が出た時にはどのような対処がいいと思いますか?下痢や嘔吐は体の防御反応です。有害なものを外に出そうとしていますので、安易に吐き気止め、下痢止めなどは飲まないようにしましょう。水分を充分にとって脱水にならないように注意し、体力を温存しましょう。強い腹痛、血便、発熱などが生じるようならなるべく早めに受診してください。

外でのバーベキューなど楽しいイベントの季節です。食事には十分注意していい思い出を作ってください。